Competitions

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第3 回 全日本学生ライフセービング・プール選手権大会2012/08/16

2012.2.11-12 静岡県・浜松市総合水泳場

女子は日本体育大学が三連覇
男子は拓殖大学が連覇を達成


3 回目の開催となるインカレプール選手権大会が、今年も静岡県浜松市の総合水泳場で行われた。
出場校は39 校。
男子318 人、女子242 人、計560 人の学生たちが、0.01 秒を争い熱戦を繰り広げた。

文・写真=LSweb編集室




男女ともに記録更新ラッシュ

 プール競技はリレー種目以外、タイム決勝で行われる。だから初日の第1 種目から、熱戦が繰り男子は強化選手に選ばれている菊地 光(日本大学)が2 分04 秒73 で大会記録を更新。2 位には石川直人(神奈川大学)、そして3 位には佐口太一(岐阜聖徳学園大学)が入った。ライフセービング部のある大学、専門学校は圧倒的に関東圏に多いのが現状だ。そんな中、練習相手の少ない中京圏から参加した佐口が、がんばって表彰台に上った。
 女子は小柄ながらガッツのある泳ぎで、入学当初から好タイムを記録していた栗真千里(日本体育大学)が、2 位の竹内芽衣(早稲田大学)に3 秒以上の差をつけ、2 分21 秒55 の大会新記録をマークした。3 位は力をつけてきた内藤由里恵(日本大学)。優勝した栗真は「4 月から4 年生になります。最後の年ですから、今まで以上にがんばらなければ」と笑顔を見せつつ気を引き締めた。

 2 月に開催されるインカレプール選手権大会は、最上級生にとって学生最後の競技会となる。その大会で力を発揮したのが、国際武道大学の双子姉妹、水間菜登と水間菜愉だ。水間菜登は女子100mマネキンキャリー・ウィズフィンで大会新記録の1 分08 秒84 を出し優勝。水間菜愉は女子100m マネキントウ・ウィズフィンを1 分08 秒91 で泳ぎ優勝した。
 同じく最上級生の意地を見せたのが、日本体育大学の佐伯芽維だ。同大学が伝統的に強い50m マネキンキャリーで、これまでの大会記録を3 秒以上縮める40 秒61 をマーク。有終の美を飾った。
 女子100m レスキューメドレーと女子200m スーパーライフセーバーを制したのは、3 年生の三井結里花(日本大学)。100m レスキューメドレーは後半で栗真を逆転し、1 分20 秒06 の大会記録で優勝した。一方200m スーパーライフセーバーは、自身が持つ日本記録を4 秒以上更新し、2 分38 秒36 の日本新記録をたたき出した。2 位に15 秒以上の差をつける圧勝だった。




 男子100mマネキンキャリー・ウィズフィンは、200m 障害スイムに続き菊地が55 秒51 で優勝。男子100m マネキントウ・ウィズフィンは中野達矢(日本体育大学)が1 分00 秒94 で2 位以下を押さえた。
 男子の個人種目6 種目中、半分の3 種目を制したのが拓殖大学だ。男子50m マネキンキャリーでは中本直也が34 秒86 で大会新記録、男子200m スーパーライフセーバーは清水雅也が2 分28秒35 で同じく大会新記録、男子100m レスキューメドレーでは、橋本将吾が1 分11 秒98 でそれぞれ優勝した。

接戦の団体種目を制したのは?

 大会2 日目。昼の休憩時間を利用して行われたのが、中学生・高校生プール競技記録会だ。インカレは大学生を中心としたJLA 学生委員会が運営に携わっている。マネキンなど特殊な機材を利用するライフセービング競技は、水泳部といえども普通の中高生ではなかなか体験する機会がない。ならばこの機会に経験してもらおうと、学生委員のアイディアで始まったのがこの記録会だ。
 参加したのは中学生が男子10 人、女子8 人、高校生が男子10 人、女子9 人の計37 人。ジュニア時代からライフセービングに親しんでいる高校生の中には、大学生のタイムを上回る強者もいたが、ほとんどがマネキンの重さに四苦八苦しながら、必至の形相で50m マネキンキャリー、100mマネキントウ・ウィズフィン、そして100m マネキンキャリー・ウィズフィンに挑戦していた。
 記録会終了後に再開された団体のリレー種目では、男女ともに大接戦が繰り広げられた。惜しかったのは女子の東海大学湘南校舎だ。4×50m 障害物リレー、4×50m メドレーリレー、4×25m マネキンリレー、インカレ特別種目メドレーリレーのいずれも僅差、もしくは逆転で優勝を逃した。
 男子は4×50m メドレーリレーで大阪体育大学がうれしい初優勝。また4×25m マネキンキャリーでは、拓殖大学が自分たちの持つ日本記録を塗り替え、日本新記録で同種目2 連覇を達成した。練習量がものをいうラインスローは、男子が12 秒14 で流通経済大学、女子が14 秒27 で日本体育大学が優勝した。




 総合優勝は女子が日本体育大学、男子が拓殖大学。日本体育大学は初回からの三連覇を達成。拓殖大学は2 位の日本大学を1 点差で振り切り、からくも連覇を成し遂げた。しかし、拓殖大学は表彰台に上った選手の多くが4 年生ということもあり、来年以降はさらに熾烈な優勝争いが繰り広げられそうだ。












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