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第2回神奈川県ジュニア/ユース ライフセービング競技会・レポート2014/05/28

The 16th Kanagawa Lifesaving Championships &
The 2nd Kanagawa Jr/Youth Lifesaving Competition

LSweb神奈川県ライフセービング連盟(KLF)が主催する「第16回神奈川県ライフセービング選手権大会」及び「第2回神奈川県ジュニア/ユースライフセービング競技会」は、KLFに加盟する県内14クラブが管轄するビーチにおいて持ち回りで開催される。

森戸海岸で行われるのは、2005年の第7回大会についで2度目。

当日は、選手はもちろん、関係者や父兄などじつに大勢の人が森戸海岸に集い、大会は大いに盛り上がった。
まずは、ジュニア/ユースライフセービング競技会の様子から。

文・写真=LSweb編集室






父兄の応援が熱かったジュニア&ユース

 5月25日日曜日、神奈川県ライフセービング連盟(KLF)が主催する「第2回神奈川県ジュニア/ユースライフセービング競技会」及び「第16回神奈川県ライフセービング選手権大会」が開催された。
 
 今年の開催地は森戸海岸。ビーチのすぐ脇には源頼朝公により建立された由緒ある森戸神社が控え、沖には裕次郎灯台があるほか、江ノ島や富士山も映える風光明媚な海岸として知られている。
 また、ディンギーやウィンドサーフィンなどマリンスポーツが盛んなビーチでもある。
 そんな森戸の浜にはジュニアから大人まで総勢約300人のライフセーバーが集結した。

 まずは小中学生が対象となるジュニア/ユース競技大会。KLFが主催する海でのジュニア/ユース競技会は昨年に続きこれが2回目の開催となる。
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 今年は、神奈川県内のクラブを中心に遠くは新潟県柏崎市からも駆けつけての7クラブ135名が参加した。
 参加チームは、鎌倉ライフガード、西浜サーフライフセービングクラブ、バディ冒険団、湘南平塚ライフセービングクラブ、湯河原ライフセービングクラブ、館山サーフライフセービングクラブ、柏崎ライフセービングクラブの7チームだ。

 今年も第16回神奈川県ライフセービング選手権大会との同時開催だったが、子供たちを応援する父兄の声も大きく賑やか。成人の大会を圧倒するほどの盛り上がりを見せた。

 実施競技は昨年と同じくジュニアピーチフラッグス、ニッパーボートレース、ジュニアランスイムランの3種目。

 小学校1、2年生の低学年も参加できるビーチフラッグスは人気もあり、コーチや父兄の応援にも一段と力が入る。
 男女混合1・2年の部は、デイビース一翔選手(鎌倉LG)と伊藤仁之助選手(西浜SLSC) の決勝戦となった。勝ったのはデイビース選手。
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 スタートの合図とともに砂浜を一生懸命駆け抜けフラッグに突進する子供たち。顔中を砂だらけにして走り回り、一喜一憂する子供たちを見て、大人たちも大いに応援し、そのパフォーマンスに惜しみない拍手を贈っていた。

 LSwebニッパーボードレースでは、スタートから上手にボードを操りスムーズに沖へ向かう子もいれば、波打ち際で四苦八苦する子もいて、練習の差が少し出ている感があった。

 この日は風も吹いていて、横方向へ流されてしまうコンディションでもあったので、後半からフィニッシュにかけては体力的な部分も大きく、ジュニアにとってはハードだったにちがいない。

 それでも、最後の力を振り絞ってひと掻き、もうひと掻きと奮闘する子供たち。白熱したレース展開に大人たちの声援も次第に熱を帯びてくる。

 「いけるぞぉ〜、横は気にするなっ。前みろ、マエ!」
 
 「漕げっ、まだ降りるな‼︎ 漕げ、漕げ、漕げ〜っ!」

 こうした熱い声援を受けながら、ぞくぞくとフィニッシュしてくる子供たち。勝った子は自信をつけたことだろう。残念ながら表彰台を逃した子は、この悔しさをバネに次を目指して頑張って欲しい。
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 中学生の部になると経験の差がより顕著に現れる。
 特にボードレースのようなクラフト競技においては、風や波、うねりといったさまざまな自然条件が加わるので、実際に海での練習時間が多ければ多いほど、技術的にも体力的にも向上するようだ。

 そんな中、男子中学生の部は、クレイ アーロン選手(西浜SLSC)が、女子中学生の部は、室伏郁花選手(湯河原LSC)がそれぞれ1位となった。
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 今大会にエントリーしている小中学生を有する各クラブは、クラブメンバーやコーチはもちろん、父兄も一緒になってその地域やクラブの形に沿った練習方法を模索し、子供たちの育成に取り組んでいる。そうした地道な努力が結果となって現れて来ており、表彰台に登るクラブもひとクラブ独占という形はなくなりつつある。
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 さまざまなクラブキャップをかぶった選手が順位を分け合っていることからもそのことがよくわかるだろう。他のクラブと切磋琢磨できること。これは、各クラブにとっても大きなモチベーションとなるに違いない。
LSweb また、それはライフセービング界にとっても明るい材料でもあるだろう。

 ジュニアやユースを育成しているクラブは、全国を通じてみるとまだまだ少ないのが現状である。ただ、各地域で今後取り入れて活動して行こうと考えているクラブも少なからずあるはずだ。

 ジュニアの活動を持つクラブが一つでも多くできて、子供たちを通じて地域でのライフセービング活動が深まると同時に、こうした競技大会で新たな交流が生まれていくことをぜひ期待していきたい。




★☆「第2回神奈川県ジュニア/ユースライフセービング競技会」成績表☆★