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神奈川県鎌倉市内の海水浴場、9月上旬までオープン!2013/04/11

鎌倉市内3カ所、7月9日(火)〜9月8日(日)まで開催

LSweb 湘南エリアの海水浴場でさまざまな取り組み

 神奈川県鎌倉市には、由比ヶ浜、材木座、腰越という3カ所の海水浴場がある。湘南エリア有数の海水浴場ということもあり、昨年の来場者数は3浜合計で100万人を超える人気を誇る。
 
 海水浴期間はこれまで7月1日~8月末までの2カ月(62日)間とされていた。しかし地球温暖化が影響しているのか、7月中旬頃まで梅雨時期が続くため、7月に訪れる海水浴客が減ってきていることに加え、近年は9月に入っても暑い日が続くことが多く、海水浴場が閉鎖された後でも多くの人がビーチに遊びに来るという。こうした状況の変化を受けて、海の家を統括する組合が9月上旬まで海水浴場開設の延長を市側に要望していた。
 
 鎌倉市ではこれを受けて、関係各所と協議の結果、新たな試みとしてオープン期間をずらし、7月9日(火)〜9月8日(日)までにすることを決定。ただし、「あくまでも今年限定の暫定処置」と市の観光商工課は語る。来年以降は、今年の結果次第で継続か元に戻すかを決めるそうだ。

◎ ◎ ◎

 湘南エリアでは、今年も鎌倉の他に数多くの海水浴場がオープンする。
 いくつかの市町村に問い合わせたところ、近年特に客足が伸びている逗子海岸の今年のオープン期間は、6月28日(金)〜9月1日(日)で決定。
 
 湘南エリアの中心に位置する藤沢市の片瀬西浜海岸および片瀬東浜海岸は、9月1日が日曜日となるため、7月1日(月)〜9月1日(日)になりそうだが、まだ決定していないとのことだった。
 
 ちなみに片瀬西浜では、今夏から海の家での音楽放送が全面禁止になるそうだ。
 ここ数年、大音量でロックやダンスミュージックを垂れ流し、近隣の騒音問題や風紀の乱れが深刻化していた。海の家の組合は、市からの改善要請を再三受けていたにもかかわらず適切な処置を講じていなかった。これに対し警察も本腰を入れて注意を則し、組合がやっと自主規制に踏み切った形だ。
 
 まったく音楽がない夏の海は少し寂しい気もするが、これこそまさに自業自得。これを機に一部のこころない者にビーチフロントが荒らされることなく、誰もが安心して楽しめるビーチとなるよう願ってやまない。

文・写真=LSweb編集室












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