世の中、ライフセービングあるいは、ライフセーバーのことを理解している人が、はたしてどのくらいいるのでしょう?
ここでは、ライフセービングの活動についてごく簡単にご説明します。
老若男女を問わず幅広い方々に少しでもライフセービングのことを知っておいて欲しいから‥‥。
文・写真=LSweb編集室
ユニホーム ライフセーバーのユニホームのカラーは、「黄色と赤」というのが一般的です。海浜や水辺で目立つ上、赤は危険、黄色は注意を喚呼する色でもあるため、水辺で監視・救命活動を行うライフセーバーにぴったりの色となっています。写真は、サーフライフセービングの本場、オーストラリアのユニホーム一式です。 |
![]() |
笛(ホイッスル) 遊泳者に注意喚起したり、危険を知らせるときに利用します。水に濡れても音が出るタイプが主流。ただし笛の吹きすぎはあまり印象がよくありません。最近では、事故を未然に防ぐため遊泳者に対して積極的に「声かけ」を実施しています。笛を吹くかわりに遊泳者とのコニュミケーションをはかる努力をしているのです。 |
トランシーバー ![]() |
双眼鏡 多くの海水浴客で賑わうビーチで、波打ち際から沖合まで広い範囲を監視するライフセーバーにとって、双眼鏡は手放すことのできないアイテム。特にパトロールタワーの上から監視する時には、肉眼で全体を、双眼鏡でピンポイントを注視し、事故防止に役立てています。 |
![]() |
レスキューチューブ 発泡ウレタンホーム製の細長い浮力帯で、赤や黄色の救助道具のことをレスキューチューブといいます。救助者をつかまらせたり、フックを使って救助者の体に巻き付けて使います。たすき掛けできるベルト付きで、パトロール現場で最も数の多い救助器材のひとつです。 |
![]() |
レスキューボード サーフボードのような形をしたレスキューボードは、海上パトロールや救助活動で使われます。サイズは長さ約3m、幅約60cm で浮力があり、パドリングで水上を素早く動けるので、救助者を乗せて安全な場所まで運ぶことができます。浜の要所に設置されていますが、緊急時に即対応できるようボードの周りにはパラソルや荷物など置かないように気をつけましょう。 |
![]() |
スレッド付きパーソナルウオータークラフト 一般的にジェットスキーと呼ばれる機動力のあるパーソナルウオータークラフト(PWC)は、広いビーチなどでより活躍することができます。艇尾からスレッドと呼ばれる救助用板を装着し、パトロールするのが一般的。ただしPWC を運転するには小型船舶免許が必要となります。 |
![]() |
And more 記事タイトル 一覧