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第1回全日本ジュニア&ユース ライフセービング・プール競技会 速報2014/02/16

The 1st Japan Junior/Youth Pool Lifesaving Championships

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初開催となる全日本ジュニア&ユース・プール競技会が、昨日(2月15日)と今日の2日間、岩手県盛岡市の市立総合プールで開催されている。

関東地方を襲った大雪の影響で、成城学園および昭和第一学園が参加を見合わせることとなったが、2月の東北で熱い戦いがスタートした。

岩手県・盛岡市立総合プール 2014.2.15-16

文・写真=LSweb編集室





記念すべき第1回大会は岩手の盛岡

 首都圏も大雪に見舞われたこの日、交通機関の乱れを考慮し、競技開始時間を3時間半遅らせた今大会。当日、現地入りしたジュニア&ユースたちは、長旅の疲れも見せずに元気に競技をこなしていた。

 初日に決勝が行われたのは、小学3・4年生男女の50m障害物スイム、小学5・6年生男女の50m障害物スイム、中学生男女の100m障害物スイム、そして高校生女子の100m障害物スイムの7種目。
 高校生女子100m障害スイムでは、茅ヶ崎SLSCの名須川茉莉乃選手と、西浜SLSCの皆川綾菜選手が、ライフセービング競技史上初の同着タイム(1分08秒81)で1位になる、白熱したレースが繰り広げられた。
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 ところで、東北初の全国大会には、九州の福岡から23時間かけてやってきた新宮LSCの面々(高校生2人、引率メンバー2人)がいた。

LSweb 予定では、福岡から飛行機で仙台まで飛び、そこから新幹線で盛岡入りするはずだったが、大雪のため仙台便が欠航。羽田行きに変更するも、これも欠航。仕方なく、金曜日の晩に深夜バスで名古屋へ向かい、土曜日の朝に名古屋に到着すると、そこから東海道新幹線で東京へ。さらに大幅にダイヤの乱れた東北新幹線に乗り換え到着した。所要時間は23時間!

 それでも、2人の高校3年生はにこやかに、そして実に楽しそうにレースに挑み、ダウンもしっかりやる元気の良さを見せてくれた。

 伸び盛りのジュニア&ユースが、日頃の練習の成果を発揮する今大会。翌16日の大会2日目にはラインスローやマネキンキャリー、リレー種目などが行われる。

【大会初日の結果】

★小学3・4年生 女子50m障害物スイム
1位:渡辺あゆみ(湘南ひらつかLSC)37秒47
2位:久木 翠(山形LSC)38秒58
3位:伊勢夕摩(山形LSC)39秒61

★小学3・4年生 男子50m障害物スイム
1位:佐々木蒼太朗(盛岡LSC)48秒64

★小学5・6年生 女子50m障害物スイム
1位:速水 彩(柏崎LSC)32秒64
2位:犬井彗美花(柏崎LSC)37秒00
3位:佐々木紀保子(盛岡LSC)39秒90

★小学5・6年生 男子50m障害物スイム
1位:浜田冬馬(柏崎LSC)34秒56
2位:佐々木新太朗(盛岡LSC)35秒25
3位:奈良部元春(湘南ひらつかLSC)36秒15
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50m障害小学3・4年男女

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50m障害小学5・6年男女

★中学生 女子100m障害物スイム
1位:鈴木愛香(盛岡LSC)1分10秒09
2位:津嶋笑満花(館山SLSC)1分16秒65
3位:那須はるな(盛岡LSC)1分19秒52

★中学生 男子100m障害物スイム
1位:齋藤礼喜(山形LSC)1分00秒20
2位:結城 翼(山形LSC)1分06秒60
3位:鈴木透生(山形LSC)1分08秒23

★高校生 女子100m障害物スイム
1位:名須川茉莉乃(茅ヶ崎SLSC)1分08秒81
1位:皆川綾菜(西浜SLSC)1分08秒81
3位:前川紗槻(柏崎LSC)1分08秒91
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100m障害中学生男女

女子高校生100m障害物

高校生女子100m障害物