facebook  twitter  rss  youtube


東日本大震災から2年、各地で追悼式開かれる2013/03/11

震災の記憶を風化させるな!

 2年前の2011年3月11日午後2時46分。LSweb
 
 宮城県沖を震源とした大地震が東北地方を襲った。その規模、マグニチュード9.0という日本の観測史上最大の地震規模となった。
 この大地震によって波高10メートル以上の巨大津波が発生、東北および関東の太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらした。この地震と津波による震災で犠牲となった方々は1万5,881人、行方不明者2,668人にものぼる。
 未曾有の大震災から2年が経った11日、被災地をはじめ全国各地でさまざまな形で追悼行事が開催された。
 
 東京でも政府主催の追悼式が行われ、天皇皇后両陛下や安部首相らとともに被災各地の犠牲者遺族なども多数参列して執り行われた。
 ここで天皇陛下が、震災犠牲者に哀悼の意を表するとともに、今も仮設住宅などで避難生活を余儀なくされている被災者を気遣い、震災直後からこれまでさまざまな活動や支援にあたった人々をねぎらい「この苦しみを少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」とのお言葉を述べられた。
 陛下はまた、「我々は震災に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学んだ。この教訓を忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切」とも述べられた。

 あれだけ大きな自然の脅威を目の当たりにしつつも、今後月日の流れが人々の記憶を少しづつ薄らえていくのではあるまいか。
 「震災に関する記憶の風化」
 それだけは絶対に避けなければならない。この教訓を生かして我々にもできることがきっとあるはずである。ライフセーバーとしてというよりも、一人の人間として3.11の今日、もう一度考えてみようではありませんか。

 







news&information

  新着記事