2年前の2011年3月11日午後2時46分。
宮城県沖を震源とした大地震が東北地方を襲った。その規模、マグニチュード9.0という日本の観測史上最大の地震規模となった。
この大地震によって波高10メートル以上の巨大津波が発生、東北および関東の太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらした。この地震と津波による震災で犠牲となった方々は1万5,881人、行方不明者2,668人にものぼる。
未曾有の大震災から2年が経った11日、被災地をはじめ全国各地でさまざまな形で追悼行事が開催された。
東京でも政府主催の追悼式が行われ、天皇皇后両陛下や安部首相らとともに被災各地の犠牲者遺族なども多数参列して執り行われた。
ここで天皇陛下が、震災犠牲者に哀悼の意を表するとともに、今も仮設住宅などで避難生活を余儀なくされている被災者を気遣い、震災直後からこれまでさまざまな活動や支援にあたった人々をねぎらい「この苦しみを少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」とのお言葉を述べられた。
陛下はまた、「我々は震災に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学んだ。この教訓を忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切」とも述べられた。
あれだけ大きな自然の脅威を目の当たりにしつつも、今後月日の流れが人々の記憶を少しづつ薄らえていくのではあるまいか。
「震災に関する記憶の風化」
それだけは絶対に避けなければならない。この教訓を生かして我々にもできることがきっとあるはずである。ライフセーバーとしてというよりも、一人の人間として3.11の今日、もう一度考えてみようではありませんか。
総合優勝をかけた熱戦が続いたプールインカレ2日目。泣いても笑っても、これで順位が決定する。
昨年、一昨年と男子総合優勝二連覇を達成した拓殖大学は、11月からプールインカレに向けた強化練習を続け、王者奪回を狙う日本体育大学は大会5日前に現地入りし、試合会場で最後の強化練習を行った。
文・写真=LSweb編集室
☆女子総合成績 1位:日本体育大学 72ポイント 2位:日本大学 70ポイント 3位:東海大学湘南校舎 62ポイント 4位:日本女子体育大学 52ポイント 5位:早稲田大学 49ポイント 6位:東京女子体育大学 31ポイント 7位:流通経済大学 25ポイント 8位:玉川大学 22ポイント | ☆男子総合成績 1位:流通経済大学 77ポイント 2位:日本大学 64ポイント 3位:拓殖大学 59ポイント 4位:日本体育大学 53ポイント 5位:早稲田大学 41ポイント 6位:東海大学湘南校舎 33ポイント 7位:神奈川大学 27ポイント 8位:国士舘大学 20ポイント |
☆男子4×25mマネキンリレー(大会初日)
1位:拓殖大学 1分20秒84☆女子200m障害物スイム
1位:栗真千里(日本体育大学)2分20秒46(大会新)☆男子200m障害物スイム
1位:菊池 光(日本大学)2分03秒24(大会新)☆女子4×50m障害物リレー
1位:日本大学 2分03秒29☆男子4×50m障害物リレー
1位:日本大学 1分46秒51☆女子ラインスロー
1位:流通経済大学 14秒85☆男子ラインスロー
1位:流通経済大学 12秒10☆女子50mマネキンキャリー
1位:名須川紗綾(文教大学)40秒74☆男子50mマネキンキャリー
1位:加藤 凌(早稲田大学)33秒48(大会新)☆女子特別種目4×50mメドレーリレー
1位:日本体育大学 1分52秒84(大会新)☆男子特別種目4×50mメドレーリレー
1位:日本大学 1分38秒10(大会新)
4回目を迎えた全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会が、静岡県の富士水泳場で今日と明日の2日間、開催されている。
日本一の山、富士山を仰ぎ見る会場で行われた熱戦の様子を速報でお伝えしよう。
文・写真=LSweb編集室
☆女子100mマネキンキャリー・ウィズフィン
1位:三井結里花(日本大学)1分05秒15(大会新)☆男子100mマネキンキャリー・ウィズフィン
1位:菊池 光(日本大学)55秒26☆女子100mマネキントウ・ウィズフィン
1位:名須川紗綾(文教大学)1分07秒15☆男子100mマネキントウ・ウィズフィン
1位:中野達矢(日本体育大学)59秒82(大会新)☆女子200mスーパーライフセーバー
1位:三井結里花(日本大学)2分35秒94(日本新)☆男子200mスーパーライフセーバー
1位:坂本 陸(日本体育大学)2分22秒64(日本新)☆女子100mレスキューメドレー
1位:栗真千里(日本体育大学)1分25秒11☆男子100mレスキューメドレー
1位:石川直人(神奈川大学)1分08秒76(大会新)☆女子4×50mメドレーリレー
1位:日本女子体育大学 1分54秒97☆男子4×50mメドレーリレー
1位:日本大学 1分36秒43☆女子4×25mマネキンリレー
1位:東海大学湘南校舎 1分39秒23☆男子4×25mマネキンリレー
1位:拓殖大学 1分20秒84
穴あきサンダルでお馴染みのクロックスから、これからのマリンシーンで大活躍しそうな新作シューズが発売された。「ビーチライン ボートシュー」は、マリンスタイルの定番、デッキシューズをクロックス流に進化させた一足だ。パッと見はトラディショナルだが、よく見ると、機能性を備えた斬新なデザインのスグレモノであることがわかる。
デッキシューズといえば、通常の素材は皮かキャンパス地。ところが濡れると重くなり、ものによっては伸びてフィット感が損なわれることも。また塩水に浸かった後は、洗ってもだんだん硬化するのが悩みだった。
ボートシューはボディ部分に特殊樹脂「クロスライト」を使用。軽くてクッション性に優れた履き心地は、定番の穴あきサンダルと同じだ。排水機能を持たせた側面の穴は、クロックスらしいデザイン。指の付け根とかかと部分の靴底にはラバーソールが使われおり、耐久性もアップしている。
インソール部分は楽しげなストライプで、レザーのくつひもはトラディショナルな雰囲気。カジュアルシーンだけでなくタウンユースでも活躍しそうだ。
男性、女性、ジュニア、キッズと4タイプ展開。家族みんなではけるのもうれしい。
[商品仕様]
ビーチライン ボートシュー メン
ビーチライン ボートシュー ウィメン
ライフセービング界では知らない人はいない、ビーチフラッグスの女王・遊佐雅美さんが自叙伝を出版した。
『Life 愛する人を助けたい!』には、子どものころのほほ笑ましいエピソードから、ライフセービングを始めたきっかけ、監視長として二夏を過ごした経験、さらには東日本大震災の被災地で活動した時の気持ちなどがつづられている。特に、前人未踏のビーチフラッグス全日本17連覇と翌年の敗退、そして復活までの心の機微を記したパートは読み応えがある。
アスリートとして、そしてライフセーバーとして第一線に立ち続けることを選んだ、彼女の生き方の一端がうかがえる興味深い著書だ。
Life 愛する人を助けたい!
遊佐雅美 著
定価:1470円(本体1400円)
四六判 全188ページ
発行:ウェイツ
Amazon.comほかで販売中
問い合わせ:日本ビーチ文化振興協会
URL: www.jbeach.jp
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