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第26回全日本ライフセービング・プール競技選手権大会 速報①   2013/05/19

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5月18-19日にかけて、神奈川県横浜市の横浜国際プールにて「第26回全日本LSプール競技選手権大会」が開催されている。
初日の今日は男女各6種目が行われ、日本記録が1つ、大会記録が2つ更新される白熱した戦いが繰り広げられた。盛り上がった大会初日の様子をお伝えしよう。


文・写真=LSweb編集室





若手の台頭とベテラン勢の奮闘

 大学生がしのぎを削ったプールインカレから2カ月。全日本プール競技選手権には社会人、高校生を交えた48チーム、623人がエントリーした。
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 近年、目を引くのが高校生の増加だ。大会初日には、男女合わせてのべ49人の高校生が競技に参加し、そのうち西浜SLSCの上野真凜と髙橋愛美、茅ヶ崎SLSCの名須川茉莉乃の3人が、大学生や社会人を相手に入賞するがんばりを見せた。
 また、大学生になってまだ1カ月の坂本佳凪子(日体大)と大澤凌太(拓殖大)が、表彰台に上がる実力を発揮。高校生時代から日本代表に選ばれていた坂本は、自身が持つ日本記録を更新しての優勝となった。

 一方、社会人たちも負けてはいない。200m障害物スイムでは、社会人1年目の栗真千里(銚子LSC)が自己ベストを更新して女子優勝。男子は27歳の平野修也(東京消防庁LSC)が大学生たちを引き離し、表彰台の一番高い場所に上った。
 男子4×50m障害物リレーでは、九十九里LSCと波崎SLSCが1位と3位になるなど、随所で社会人の意地を見せつける熱い戦いが行われたのだった。
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 大会2日目の明日は、レスキュー技術を競うSERCが午前中に、午後にはラインスローや200mスーパーライフセーバー、そしてリレー種目などが控えている。個人成績はもちろん、総合優勝の行方も気になるところだ。


【第26回全日本LSプール競技選手権大会 初日の結果】



☆ 女子200m障害物スイム
1位:栗真 千里(銚子LSC) 2分19秒60
2位:高柴 瑠衣(早稲田大学LSC) 2分21秒36
3位:竹内 芽衣(早稲田大学LSC) 2分21秒67
4位:坂本 佳凪子(日本体育大学LSC) 2分23秒09
5位:平野 夏実(東海大学湘南校舎LSC) 2分24秒06
6位:河田 聖良(館山SLSC) 2分24秒93
7位:植松 知奈津(湯河原LSC) 2分25秒15
8位:名須川 茉莉乃(茅ヶ崎SLSC) 2分27秒18
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☆ 男子200m障害物スイム
1位:平野 修也(東京消防庁LSC) 2分05秒97
2位:江藤 亜門(早稲田大学LSC) 2分07秒93
3位:大澤 凌太(拓殖大学LSC) 2分09秒63
4位:鯨井 洸紀(日本大学SLSC) 2分10秒85
5位:滝田 陽至(館山SLSC) 2分13秒06
6位:瀧川 隆史(東海大学湘南校舎LSC) 2分13秒44
7位:市川 智貴(早稲田大学LSC) 2分13秒88
8位:黒木 健太(大阪体育大学LSC) 2分14秒11



☆ 女子4×50m障害物リレー
1位:日本体育大学LSC 2分03秒96(大会新)
2位:日本大学SLSC 2分04秒19(大会新)
3位:東海大学湘南校舎LSC 2分04秒38
4位:早稲田大学LSC 2分07秒69
5位:湯河原LSC 2分08秒31
6位:西浜SLSC 2分08秒45
7位:日本女子体育大学LSC 2分09秒10
8位:銚子LSC 2分15秒47
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☆ 男子4×50m障害物リレー
1位:九十九里LSC 1分46秒76(大会タイ)
2位:日本大学SLSC 1分46秒85
3位:波崎SLSC 1分49秒59
4位:東海大学湘南校舎LSC 1分50秒19
5位:東京消防庁LSC 1分50秒40
6位:早稲田大学LSC 1分50秒71
7位:日本体育大学LSC 1分51秒79
8位:湯河原LSC 1分52秒39




☆ 女子100mマネキントウ・ウィズフィン
1位:坂本 佳凪子(日本体育大学LSC) 1分05秒04(日本新)
2位:名須川 紗綾(茅ヶ崎SLSC) 1分06秒52
3位:高柴 瑠衣(早稲田大学LSC) 1分09秒32
4位:佐藤 亜耶(日本体育大学LSC) 1分09秒50
5位:篠 郁蘭(西浜SLSC) 1分11秒03
6位:髙橋 愛海(西浜SLSC) 1分12秒00
7位:上村 真央(西浜SLSC) 1分12秒44
8位:原田 香菜(下田LSC) 1分13秒25
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☆ 男子100mマネキントウ・ウィズフィン
1位:西山 俊(湯河原LSC) 57秒68
2位:長竹 康介(西浜SLSC) 58秒72
3位:小出 大祐(東京消防庁LSC) 59秒56
4位:宇治川 仁人(日本大学SLSC) 1分00秒25
5位:小林 海(大阪体育大学LSC) 1分00秒41
6位:篠田 智哉(勝浦LSC) 1分01秒41
7位:林 昌広(御宿LSC) 1分01秒70
8位:亀ノ上 僚仁(勝浦LSC) 1分02秒56




☆ 女子50mマネキンキャリー
1位:毛利 邦(館山SLSC) 39秒34
2位:三井 結里花(日本大学SLSC) 39秒37
3位:本城 里華(日本体育大学LSC) 41秒08
4位:佐伯 芽維(白浜LSC) 41秒24
5位:名須川 紗綾(茅ヶ崎SLSC) 41秒42
6位:川崎 綾子(湯河原LSC) 41秒97
7位:荒井 閑(西浜SLSC) 42秒46
8位:竹内 梨夏(東海大学湘南校舎LSC) 42秒61

☆ 男子50mマネキンキャリー
1位:中本 直也(拓殖大学LSC) 33秒04
2位:益子 進一(九十九里LSC) 33秒75
3位:葺本 康隆(波崎SLSC) 34秒01
4位:菊地 光(九十九里LSC) 34秒32
5位:田村 憲章(銚子LSC) 34秒40
6位:古泉 俊二郎(東海大学湘南校舎LSC) 34秒43
7位:高岡 洋介(国士舘大学LSC) 34秒47
8位:坂本 陸(日本体育大学LSC)34秒58

LSweb☆ 女子100mレスキューメドレー
1位:毛利 邦(館山SLSC) 1分19秒13
2位:栗真 千里(銚子LSC) 1分25秒86
3位:本城 里華(日本体育大学LSC) 1分28秒08
4位:仲 麻利(玉川大学LSC) 1分28秒52
5位:上野 真凜(西浜SLSC) 1分29秒83
6位:藤平 弘子(流通経済大学LSC) 1分31秒38
7位:小出 絵未(東京女子体育大学LSC) 1分31秒63
8位:清水 友紀(日本大学) 1分32秒02


☆ 男子100mレスキューメドレー
1位:葺本 康隆(波崎SLSC) 1分09秒90
2位:高岡 洋介(国士舘大学LSC) 1分11秒22
3位:大島 圭介(湯河原LSC) 1分12秒59
4位:園田 俊(流通経済大学LSC) 1分12秒90
5位:合津 翔太(法政大学SLSC) 1分14秒52
6位:中島 章(新島LSC) 1分14秒80
7位:市川 智貴(早稲田大学LSC)1分15秒10
8位:落合 慶二(東京消防庁LSC)1分16秒90


ボード用のエルゴマシンが日本上陸!
自分のパドリングを科学的に分析するチャンス
   2013/05/16

全日本プール選手権会場で体験可能!



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エルゴマシンとは、スポーツジムに設置されたエアバイクやローイングマシンのように、ある特定のスポーツと同じような動き・負荷をかけることによって、実際にスポーツしているのと同じような状態を作り出し、運動者の体力測定やトレーニングを行う器具の総称だ。

そのエルゴマシンのボード版が日本に初上陸した。


文=LSweb編集室
写真提供=(有)ボヤンシー





カヤックプロ社の日本総代理店が誕生

 天候に左右されずに効率的な練習ができ、科学的なデータも得られるエルゴマシンは、いまやトップアスリートのトレーニングに欠かせない道具だ。ボート向けのローイングエルゴや、カヌー/カヤック向けのパドリングエルゴなどは、各国の競技団体が推奨するトレーニング器具。もちろん日本のアスリートにも愛用者は多い。

 LSwebカヌー競技のイギリス代表として5回オリンピックに出場した、グレイソン・ボーンさんは、自身の経験からカヌー用のエルゴマシンを開発、「カヤックプロ」というブランド名で世に送りだした。
 同社のエルゴマシンは、アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でオリンピックの公式サプライヤーにもなっている。

 そのカヤックプロ社が、サーフライフセービング・オーストラリアとともに開発したのが「SLSパドルボードエルゴ」だ。カヌー版で定評を得ている負荷装置に、水上にいるかのようなリアル動きをするプラットホームを組み合わせたマシンは、そのままでも、またプラットホーム上にボードを設置しても使用可能。ディスタンス系、スプリント系どちらのトレーニングも最適だ。

 このエルゴマシンの存在を知り、日本でも紹介・普及させようと考えたのが、下田LSCの宮部周作さんと、熱川LSCの井藤秀晃さんを代表とする4人のライフセーバーたち。すでにカヤックプロ社と日本総代理店契約を結び、1号機を輸入した。

「試乗した最初の感想は、プラットホームの動きがかなりリアルだということです。私の場合、海で長時間パドリングし疲れてくると、右側に落ちるクセがあるのですが、エルゴマシンでも同じように、だんだん右側に傾いてくるのが分かります。トレーニングはもちろんですが、指導者が間近で見て、フォームの矯正などもできるのがエルゴマシンの優れているところなのだと、改めて感じました」(井藤さん)

LSweb「カヌーやローボートのエルゴマシンでは、数台をコンピューターに繋げて大会も行われているそうです。どうせトレーニングするなら楽しくやりたいですから、将来的にはそんなイベントもやってみたいですね」(宮部さん)

 日本に初上陸したパドルボード用エルゴマシン。宮部さんたちは都内にジムも立ち上げ、今後、本格的に運用を開始していく。その手始めとして、今週末に行われる全日本LSプール競技選手権大会会場に展示ブースを設けることが決まっているので、興味があるライフセーバーの皆さん、会場で試乗してみはいかがだろう。


◎問い合せ(日本):(有)ボヤンシー
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URL:https://www.facebook.com/SLSPaddleBoardErgoJapan
Email:info@buoyancyltd.com



KLF主催の講習会受講者に朗報!
パソコンや携帯から24時間エントリー可能
   2013/04/26

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神奈川県ライフセービング連盟がデジエントリーを導入
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 ゴールデンウイークが終われば、あっという間に夏となる。ライフセーバーの皆さん、資格の更新は済んでいるだろうか? ライフセーバーのたまごの皆さんは、いつどこで資格を取得する予定だろうか?

 神奈川県ライフセービング連盟(JLA神奈川県支部)では、以下の日程で「JLA資格認定講習会」を開催する。同連盟では、今年度から参加申し込みに「デジエントリー」システムを導入。携帯やパソコンから、いつでもエントリーできるようになった。これなら「申し込みに間に合わなかった!」と焦ることもなくなるはずだ。

 デジエントリーとは、会員登録することで携帯(ガラケー)やパソコン(スマホはパソコンサイトを利用のこと)から任意のイベントに参加申し込みできるシステムで、すでに日本スキー連盟や日本スノーボード協会などが積極的に利用している。

 神奈川県ライフセービング連盟(KLF)では、ライフセーバーがより手軽に講習会や大会に参加できるようにと、今年度からこのシステムを導入した。
 デジエントリーを利用すれば、メールを送る→申込書をダウンロードする→申込書に記入し送付する→銀行振り込みでお金を払う、というこれまでの手続きが、エントリーする→支払う、という作業に短縮。支払方法もコンビニ決済、クレジットカード、ペイジーから選べるので便利だ。
 
 KLF主催の講習会は下記のとおり開催される予定。
 ライフセーバーの皆さん、今夏のパトロールに備えた準備をお忘れなく。

講習会日程


【ベーシック】LSweb
会場:県立湘南海岸公園サーフビレッジ
①6月8〜9日(土、日)および6月15〜16日(土、日)の4日間
②6月22〜23日(土、日)および6月29〜30日(土、日)の4日間
③9月7〜8日(土、日)および9月21〜22日(土、日)の4日間

【CPR】
会場:県立湘南海岸公園サーフビレッジ
①6月8日(土)
②9月1日(日)

【更新講習会】
(ベーシック・アドバンス・ウォーター・CPR)
会場:県立湘南海岸公園サーフビレッジ
①6月15日(土)
②6月30日(日)
③7月7日(日)
④11月24日(日)

講習会の詳細、申し込み(デジエントリーのアクセス)は神奈川県ライフセービング連盟のHP(http://www.lifesaving.ne.jp)まで。





神奈川県鎌倉市内の海水浴場、9月上旬までオープン!   2013/04/11

鎌倉市内3カ所、7月9日(火)〜9月8日(日)まで開催



LSweb 湘南エリアの海水浴場でさまざまな取り組み

 神奈川県鎌倉市には、由比ヶ浜、材木座、腰越という3カ所の海水浴場がある。湘南エリア有数の海水浴場ということもあり、昨年の来場者数は3浜合計で100万人を超える人気を誇る。
 
 海水浴期間はこれまで7月1日~8月末までの2カ月(62日)間とされていた。しかし地球温暖化が影響しているのか、7月中旬頃まで梅雨時期が続くため、7月に訪れる海水浴客が減ってきていることに加え、近年は9月に入っても暑い日が続くことが多く、海水浴場が閉鎖された後でも多くの人がビーチに遊びに来るという。こうした状況の変化を受けて、海の家を統括する組合が9月上旬まで海水浴場開設の延長を市側に要望していた。
 
 鎌倉市ではこれを受けて、関係各所と協議の結果、新たな試みとしてオープン期間をずらし、7月9日(火)〜9月8日(日)までにすることを決定。ただし、「あくまでも今年限定の暫定処置」と市の観光商工課は語る。来年以降は、今年の結果次第で継続か元に戻すかを決めるそうだ。

◎ ◎ ◎

 湘南エリアでは、今年も鎌倉の他に数多くの海水浴場がオープンする。
 いくつかの市町村に問い合わせたところ、近年特に客足が伸びている逗子海岸の今年のオープン期間は、6月28日(金)〜9月1日(日)で決定。
 
 湘南エリアの中心に位置する藤沢市の片瀬西浜海岸および片瀬東浜海岸は、9月1日が日曜日となるため、7月1日(月)〜9月1日(日)になりそうだが、まだ決定していないとのことだった。
 
 ちなみに片瀬西浜では、今夏から海の家での音楽放送が全面禁止になるそうだ。
 ここ数年、大音量でロックやダンスミュージックを垂れ流し、近隣の騒音問題や風紀の乱れが深刻化していた。海の家の組合は、市からの改善要請を再三受けていたにもかかわらず適切な処置を講じていなかった。これに対し警察も本腰を入れて注意を則し、組合がやっと自主規制に踏み切った形だ。
 
 まったく音楽がない夏の海は少し寂しい気もするが、これこそまさに自業自得。これを機に一部のこころない者にビーチフロントが荒らされることなく、誰もが安心して楽しめるビーチとなるよう願ってやまない。

文・写真=LSweb編集室







3月17日、第2回R&T オーシャンパドルレース開催される   2013/03/19

2013.3.17 神奈川県・葉山町大浜〜腰越沖



「rhythm & time Ocean paddle race」第2戦LSweb

パドリング愛好者にロングレースの魅力を広く知ってもらおう、という趣旨で始まった同大会。

早くも第2戦が、3月17日(日)に前回同様、相模湾で行われた。


文・写真=LSweb編集室




 
 パドリングに魅せられたパドラーが集い、トレーニングを兼ねたロングレースを楽しもうと始まった「rhythm & time Ocean paddle race」。
 
 LSweb第1回大会は先月(2月23日)に行われたばかりで、サーフスキー、アウトリガーカヌー合わせて16艇の参加があった。この時のスタート地点は、片瀬西浜で、裕次郎灯台を超え、葉山のえび島を回航して片瀬西浜へ戻ってくる約25キロのコースで行われた。

 今回は、スタートベースが葉山町大浜となり、葉山のえび島をスタートし、腰越沖にアンカリングされたセーリングクルーザーを開港し、再びえび島へ戻ってくるコースが用意された。第1回大会とスタート及び回航が逆のルートとなったのである。

 大会当日の17日、スタート地点の大浜は暖かく穏やかなコンディションの中、前回を大きく上回る31艇の参加艇が集合。スタート時刻の午前10時が近づくとそれぞれウォーミングアップを行っていたエントリー艇がえび島前のスタートラインに集まってきた。

 31艇ともなるとさすがに多く、大会の雰囲気もなんだか前回とは違って見えるから不思議。今回は、神戸ライフセービングクラブや奄美大島といった遠方からの参加もあったほか、艇種としてもサーフスキーやアウトリガーカヌーに混じって、スタンドアップパドルボード(SUP)のエントリーがあり、賑やかなスタート風景となった。
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 予定通り、午前10時、一斉にえび島をスタート。裕次郎灯台を経由して鎌倉の腰越沖を目指した。その距離、およそ22〜3キロ。風向きやウネリといったコンディションにもよるが、速い艇だと2時間を余裕で切ってくる距離である。
 
 ぜひとも一番先に戻ってくる艇を撮影し、一言感想コメントを貰いたかったのだが、生憎午後から他の取材が入っており最後まで見届けることができなかった。う〜ん、残念!!
 
 さて、優勝したのはどの艇だったのか。優勝タイムは・・・。詳しくは大会専用フェイスブックが用意されているので、成績などが気になる人はぜひそちらをチェックしてみてほしい。


【rhythm & time Ocean paddle race 2013.03】Facebook
「rhythm & time Ocean paddle race 2013.03」Facebook
 




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