リズム&タイム オーシャンパドルレース2013
写真提供=菊地 太
明けましておめでとうございます。
2013年の元旦は、初日の出を拝みに江の島に出かけました。
残念ながら薄くたなびく雲に遮られて日の出の瞬間は見ることができませんでしたが、
元日早朝の海はとても清々しく、気持ちよく新年のスタートをきることができました。
当webマガジンも、より充実した内容でお届けできるよう本年も多いに奮闘して参りますので、
皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。
ささやかながら、感謝の気持ちを込めて… 住所、氏名、年齢、性別、職業(学生の場合は、学校名)、所属LSクラブ名、Eメールアドレス(又は電話番号)と、「監視パトロール中に感じた喜怒哀楽な出来事」話を忘れずにご記入の上、info☆lifesavingweb.com(☆印を@にかえて下さい)
ライフセービング活動のさらなる普及と発展を願い、日本中で活躍しているライフセーバーたちを少しでも応援することができたらいいな、という思いで立ち上げた「LIFESAVINGweb.com」。
スタート時の今年8月20日は、まだまだ夏真っ盛りだったのに、ふと気付けば、年の瀬で毎日寒〜い日が続く今日この頃。立ち上げ当時から、夏のガードにお邪魔したり、全日本選手権や「RESCUE2012」などの大きな競技大会があったりで、あちこち取材に駆け回りここまであっという間の3ヵ月余りでした。
その間、数多くの人にアクセスしていただき、たくさんの応援の声もいただきました。本当にありがとうございます! 来年もさらにパワーアップして充実した内容にしていきますので、皆さんの応援とご協力をよろしくお願いします。
さて、そんな感謝の気持ちを込めて、ささやかではありますが読者プレゼントをご用意させていただきました。名付けて「応援ありがとう&来年もよろしく読者プレゼント」!!
プレゼントの中身は、「RESCUE2012」でメディアや関係者に配られた手提げバック(非売品)とキーホルダー、そして当サイトのステッカーをセットにして抽選で20人の方にプレゼントします。
手提げバックは、「RESCUE2012」大会とILSのロゴマーク入り。超薄くて軽いナイロン製のバックで、着替えやタオルを入れるのに重宝しそうです。キーホルダーは、オーストラリアの水着ブランド「FUNKY(FUNKITA)」のロゴ入り。男子にはブラック、女子にはピンクをご用意。そして、当サイトのオリジナルステッカーです。ボードや車に貼ってぜひ宣伝して下さい。
ご応募に際してひとつだけお願いがあります。
みなさんがこの夏に監視パトロール中に遭遇した(感じた)チョー嬉しかったこと、チョー頭に来たこと、チョー楽しかったこと、チョー悲しかったこと、チョー感動・感激したことなど、ガード中に感じた喜怒哀楽な出来事をできるだけ詳しく教えて下さい。
例えば、沖で止まった水上バイクの様子を見に行ったところ、ヤンキー兄ちゃんにいきなり「テメェ、助けにくんのが遅ぇんだよっ。さっさと引っ張って浜へ連れてけ!」と怒鳴りつけられ、内心、「コノヤロー、沖まで引っ張っていって捨てて来ちゃうぞ」と思いつつも、冷静に対応して救助したが、どうにも腹の虫が治まらずその晩は、やけ食いしてしまったなどなど。
どうにも理不尽な話や、ライフセーバーやっててよかった! といった感動的な話のひとつやふたつ現役ライフセーバーの皆さんならお持ちのはず。こうした四方山話的な経験談を「ライフセーバーの四方海(よもうみ)話(仮題)」と題した企画としてweb上で公開し、皆でその思いを分かち合いたいと思います。
もちろん、ペンネームOKですし、具体的な地名などは一切公表しなくて構いません。ライフセーバーならではの苦労話や笑い話、感動秘話などを皆で共有しましょう。ぜひ、ご協力下さい。
よろしくお願いしま〜す!!
応募要項は以下の通りです。LSwebサイトのEメール・アドレスのみでの応募となります。応募の締め切りは、2013年1月11日(金)午後11:00まで。来年1月の11日午後11時、イチ並びが締め切りですよ〜。奮ってご参加下さい。たくさんのご応募、お待ちしております!
LIFESAVINGweb.com
「応援ありがとう&来年もよろしく読者プレゼント」係
締め切り日:2013年1月11日(金)午後11:00まで。尚、プレゼントの当選は、商品の発送をもって発表にかえさせていただきます。
2年に一度開催されるライフセービングの世界大会「Rescue 2012」のナショナルチーム部門が、5日間にわたる日程をすべて終了し閉幕した。
大会5日目となる最終日は、昨日に引き続きグレネルグビーチでオーシャン競技が行われ、最後の最後まで参加国による激しいバトルが繰り広げられた。
オーシャン競技2日目に行われたのは、男子サーフレース、男子ボードレース、女子サーフスキー、そして男女のビーチフラッグス、オーシャンマン/ウーマン、オーシャンマン/ウーマンリレー。
オーシャン競技初日で、プール競技終了時点から一つ順位を落としてしまった日本A代表は、挽回を目指して最終日に挑み、メダルラッシュの沸く日本B代表も、さらなる飛躍を求めて最後の力を出し切った。
日本期待のビーチフラッグスでは、オープンクラスにこの種目の第一人者である植木将人選手が登場した。実は今回の日本A代表は、ケガのため女子メンバーの入れ替わりがあり、ビーチ種目を得意とする選手は男女合わせて彼一人という構成。また、参加国の間でも「日本はビーチフラッグスが強い」という認識が共通しており、植木選手は大会開始前からマークされる存在だった。
さらに、今回は伏兵の存在があった。初参加のイランが、陸上選手を中心とした強力な布陣でビーチ種目にエントリーしてきたのだ。元々の情報が少ないということもあり、イランの選手に関しては日本だけでなく、オセアニア勢やヨーロッパ勢もノーマークだったと思う。しかし、オーシャン競技初日に行われたビーチスプリントの予選を目にして、誰もがイラン人たちのスピードに目を奪われた。
オープンクラス男子でビーチスプリント優勝、ビーチリレー優勝というセンセーショナルなデビューを飾ったイランチームの中心メンバー、Ghasemi Reza選手(ビーチスプリント優勝)は、ロンドン五輪の陸上100mで10秒31のタイムを出した選手だったのだ。
もちろんスプリントが速いからといって、必ずしもビーチフラッグスが強いとは限らない。ビーチフラッグスはテクニックも必要な競技だからだ。だが、スプリントが速い選手は、ビーチフラッグスで戦える下地があるということでもある。そして事実、オープンクラスの男子ビーチフラッグスでは、イラン人2人がB決勝まで勝ち上がり、女子は3位で表彰台に上がる活躍を見せた。
一方、男子A決勝に残ったのは、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなど、ライフセービング先進国の選手たち。そしてもちろん、植木選手の姿もあった。
植木選手は相変わらず切れのあるスタートを見せ、次々とフラッグを手にしていく。しかし決勝レース3本目で一瞬、フラッグを見失い、ランオフ(再レース)となった。ベスト5となる1本は、植木選手が圧倒。そしてベスト4を決める次ぎのレースで、1コースに位置した植木選手は2コースのオーストラリア選手と同時にダイブした。舞い上がる砂煙が落ち着いた時、フラッグを握っていたのは植木選手ではなかった。
文・写真=LSweb編集室
大会4日目からは競技会場をグレネルグビーチに移し、オーシャン競技が開始された。朝からきれいに晴れ渡ったグレネルグの町は、午前中は風もなく、海面はフラット。午後からはシーブリーズが吹き始め、徐々に波が立つコンディションとなった。
そんな中、男子はサーフスキーレース、女子はボードレースから競技がスタートした。サーフスキーレースの予選でいきなり迫力のパドリングを見せてくれたのが、ニュージーランド代表のスティーブン・ファーガソン選手。カヌー競技で五輪に出場した彼は、スタートから独走態勢で余裕のレース運びを見せた。
オーシャン競技初日にサーフスキーレースが行われたのは、男子のみ。日本A代表は長竹康介選手と西山 俊 選手が、日本B代表は坂本 陸 選手と小林 海 選手がそれぞれオープンクラス、ユースクラスに出場し決勝を駒を進めた。
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