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泉田姐さんの
第5回九州ライフセービング大会 応援記
2012/10/17

2012.9.30 宮崎県・日南海岸 青島海水浴場 渚の交番前

LSweb
今年で5回目を迎えた「九州ライフセービング大会」が、9月最後の日曜日である30日に、宮崎県の青島海水浴場で行われた。

前日には台風17号が九州地方に接近し開催が危ぶまれたが、参加者の中に強力な晴れ男あるいは晴れ女がいたようで、当日は台風一過の晴天の下、和気あいあいとした大会を楽しむことができた。

この大会にオフィシャルとして駆けつけたのが、
ライフセービング界の頼れる姐御、泉田昌美さんだ。
大会の応援は2度目という泉田さんにレポートをお願いした。            (LSweb編集室)



文・写真=泉田昌美






オリジナル種目あり、サーフパンツOK
アットホームなライフセービング競技会


 2007年、日本ライフセービング協会(JLA)の九州支部が立ち上がったことを契機に、この地域で活動するライフセービングクラブ同士のコニュニケーションを図ろうと企画されたのが、今年で5回目の開催となる「九州ライフセービング大会」です。
 
 当時の各クラブ代表が中心となり、
①九州におけるライフセービング活動の普及を図ること、
②ライフセーバーの活動や意義を地元の方に知っていただくこと、
③日頃のトレーニングの成果を確認すること、
④他クラブとの交流によりライフセービング活動の質の向上を図ること、
という目的を掲げて始めた競技会は、今年、10クラブがエントリーするまでに成長しました。
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「参加クラブ」
 コバルトブルー下関LSC(山口県)
 福岡LSC(福岡県)
 新宮LSC(福岡県)
 九州産業大学LSC(福岡県)
 大分LSC(大分県)
 宮崎LSC(宮崎県)
 かごしま磯LSC(鹿児島県)
 鹿児島国際大学LSC(鹿児島県)

「台風のため不参加(エントリー済)となったクラブ」
 宗像LSC(福岡県)
 玄海LSシステムズ(福岡県)

 九州大会では、ライフセーバーたちが気軽に参加できるようにと、ライフセービング競技の特色であるコンペティション用のキャップ(チーム識別帽子)を着用しておらず、また水着だけではなくサーフパンツでの参加も認めているなど、公式大会では見られない、ローカル大会ならではの良さがあります。
 競技種目は、ビーチフラッグス、レスキューボードレスキュー、ボードレスキューといった公式種目だけでなく、4人1組で行うボードリレー(575m×4)や、ラン−スイム−ラン−ボード−ラン(ラン200m−スイム300m−ラン200m−ボード300m−ラン200m)というなかなかハードな個人競技もあり、楽しむための工夫をしています。そして皆が大いに大会を楽しんだ結果、総合成績は以下のとおりとなりました。

「総合成績」
 1位:宮崎LSC
 2位:新宮LSC
 3位:大分LSC
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今後の進化が楽しみな
九州のライフセービング


 私が九州大会を目にするのは一昨年の2010年に続き2度目でしたが、2年前に比べてパフォーマンスが上がっていることに驚きました。大会は大いに盛り上がり、また一昨年よりも若い世代が多く、特に大学生が増えていたことが印象的でした。LSweb
 
 そんな中に、全日本などでも見たことのある顔を発見しました。東海大学海洋学部LSC出身の野村 力さんと、井上美如さんです。2人は現在、宮崎LSCに所属しています。2人の顔を見つけて「まだ続けていてくれたのだ」と嬉しく思うと同時に、心強くも感じました。
 
 今大会の主催クラブ、宮崎LSCの藤田和人代表によると、「アットホームな大会なので、九州支部以外のクラブの参加も歓迎です」とのこと。将来的には公式種目を導入し、JLA公式大会として「九州地区予選」などの位置づけにしていきたいという展望を持っているそうです。公認・公式大会にするためには、公式種目ができる場所を選ぶことも大きな課題となってきます。しかし、ジュニアやユース競技会も開催したいと話す九州ライフセーバーの大きな夢を聞くうちに、私自身、ぜひとも実現したいという気持ちが膨らんできました。

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 その背景には、大会会場で、大分LSCに所属するジュニアライフセーバーに出会ったことも大きいかもしれません。小学4年生(10歳)の東村 拓くんにライフセービングを始めたきかっけを聞いてみると、「学校のプールで監視をしていたライフセーバーにクロールを教えてもらったの。それで、そのお兄さんをカッコイイと思って」という答え。
 その後、田ノ浦ビーチでライフセービングを学んだ拓くんは、ライフセービングが大好きになったそうです。クラブにはもう一人、ちひろちゃんという女の子がいるそうです。「大人になったらライフセーバーになりたい!」とキラキラ光る瞳で、胸を張って離してくれた拓くん。これからもがんばってね!


 九州ライフセービング大会を通して、九州地域でも確実にライフセービング活動が広がっていることが分かりました。ローカルならではのアットホームさを大事にしつつ、新しいこともたくさん取り入れたいと話す九州ライフセーバーたち。九州のライフセービングがどのように進化していくのか、とても楽しみです。
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 それにしても、神の島「青島」を目の前に、人を救うスポーツができるなんて皆さん幸せです。
 海の神様、これからも九州ライフセービングの発展を見守ってくださいね!
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