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赤十字主催
親子で学ぶ水上安全法講習
2013/08/15

親子DEレスキュー 2013.7-13-14 神奈川県・横浜海の公園

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7月13〜14日の2日間、神奈川県横浜市の横浜海の公園で、日本赤十字社神奈川県支部主催の水上安全法講習「親子DEレスキュー」が開催された。

水の事故防止に必要な知識と技術を習得する水上安全法講習会は、年間を通して各地で開催されているが、今回は夏休み前ということで小学生とその保護者を対象とした特別講習となった。

文・写真=LSweb編集室





家族で一緒に


 子どもたちにとって、夏は水遊びに絶好の季節だ。しかし、それは同時に、水難事故が起こりやすい季節でもある。子どもが犠牲になる水難事故は、大人が目を離さなければ……というものも多い。
 
 そこで、県内に数多くの海水浴場がある日本赤十字社神奈川県支部では、毎年、この時期に小学生を対象とした水難事故防止の講習会「親子DEレスキュー」を開催している。
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 名称からも分かる通り、小学生とその保護者が一緒に参加することが、この講習会の特徴だ。お父さん、お母さん、あるいはおじいちゃんと一緒に受講することで、子どもたちは不安なく講習に参加することができ、また保護者は改めて水辺の安全について考えることができるというわけである。

 お昼休みをはさみ約5時間半、しっかりと行われる講習では、「背浮き」や「伏浮き」といった浮き方の基本から、ペットボトルやクーラーボックス、スーパーやコンビニの買い物袋など、身近なものを浮き具として利用する方法、服を着たままで水に落ちた時の対処方法を学ぶ「着衣泳」、そしてレスキューチューブやレスキューボード体験、さらに心配蘇生法の練習まで、盛りだくさんのメニューが消化された。
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 もちろん、保護者もすべてのメニューを子どもと一緒に体験。背浮きや伏浮きなど、体脂肪の多い大人のほうが簡単にできることもあったが、身体を回転させて伏浮きから背浮きになるといった動作は、子どものほうが圧倒的に上手く「お父さん、がんばって!」と応援される一幕もあった。

 小学6年生の息子と参加した父親は、「献血ルームの張り紙で講習を知りました。小学生の息子と参加できる最後のチャンスだったので、どちらかというと私のほうが楽しみにしていた感じです」と笑顔を見せ、小学生の兄妹と両親という家族全員で参加した一家は、「安全に関する知識を家族全員で共有できたのがよかったですね」と話してくれた。
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 赤十字の指導員の中には、ライフセーバーとして活動する人も多い。水難事故防止に対するさまざまな知識と技術を持つ、信頼感抜群のインストラクターたちと共に学んだ今回の講習会には、2日間で95組190人の家族が参加。最後は親子でレスキューボードに乗り、海の楽しさを満喫して終了した。



親子DEレスキュー 動画①



親子DEレスキュー 動画②










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