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房総カップに参加して
「お祭り気分で楽しんで」
朝一に行われた代表者会議で、審判長の中島典子さんが言った一言。これぞ房総カップだ!
大会会場の設営はインカレや全日本と同じようで特に変わりはないが、シーズンも終わりに近づき、選手やオフィシャルたちがリラックスして和気あいあいと参加できるのが房総カップである。
今回、私が出場したのは「房総チャンピオンライフセーバー」という、林 昌広 実行委員長が考えた種目だった。
簡単に言うと、サーブ、ボード、スキーそしてオーシャンマンを一人が行う競技で、この種目に出場する場合は、他の種目に出場することができない。
ボードレース、サーフレース、サーフスキーレースをそれぞれ行い、順位に応じたポイントで総合順位を決定。最終のオーシャンマン/ウーマンレースは、総合順位のポイント差を秒数換算して(1ポイント=2秒)、時間差スタートし、フィニッシュの順位を競うのだが、全体的にランの距離が長いことと、1日ですべての種目をこなすため、疲労の溜まり方がハンパない。
それでも、7人の参加者が励まし合いながらがんばり、全員がフィニッシュ。そして嬉しいことに、私は優勝することができた。
この種目をこなしながら思ったのは、自分たちも楽しめたが、周りで応援してくれた人たちも楽しそうだったということだ。
また来年も皆で盛り上がれるよう、自分にできることをしていきたいと思った。
もう一つ思ったことは、大学に入学して4年目となるが、勝浦LSCチームにこんなにも社会人が集まったのは始めてということだ。これもきっと房総カップだからできたことなのだろう。
これを勝浦LSCが変わるきっかけにし、来年以降もさらに多くのメンバーで参加できるようにしていきたい。[文・亀ノ上僚仁(勝浦LSC)]
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